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東京に近いエリアで第二の人生を送る西武の電車

西武の電車は廃車後、伊豆箱根鉄道(静岡県)と近江鉄道(滋賀県)といったグループ会社、三岐鉄道(三重県)に譲渡されるケースが多いといっても過言ではありません。じつは・・・東京に近いエリアでも西武の電車が第二の人生を送っている会社があります。

千葉県松戸市の常磐線馬橋(まばし)駅と同流山市の流山駅の5.7㌔を結ぶ流鉄株式会社(以下流鉄)です。流鉄は2008年7月31日までは総武流山電鉄という名称で営業を行っていました。全区間単線のローカル線で1978(昭和53)年から西武鉄道で廃車になった車両が購入されるようになりました。2005(平成17)年につくばエクスプレス線が開業してからは年間利用客の減少が避けられない状況が続いているものの、終日にわたるワンマン運転の実施、不動産の売却等で鉄道事業の損失を補っている模様です。

常磐緩行線馬橋駅から撮影した流鉄5000形(元西武鉄道N101系)です。松戸寄りから撮影したものですが、今度は柏よりで撮影したいと考えています。
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N101系は1979(昭和54)年デビューし、2連口は主に新宿線・池袋線の急行・準急系といった増結運用を中心に活躍していました。ところが2008(平成20)年に30000系がデビューしてから廃車が始まり、4年後の2012(平成24)年をもって新宿線・池袋線の定期運用が終了しました。廃車になったN101系は上記に挙げた西武グループ2社、三岐鉄道、そして流鉄に譲渡されます。流鉄の場合、全て2両編成なので2連口を改造したうえで5000形として再デビューしました。

5000形になる前は食パン顔の101系、701系、801系、501系が現地で改造されて活躍していましたが、現存しません。

ここで話題を流鉄ではなく本家・西武に変えましょう。現在残っているN101系は室内外の修繕を受けたワンマン対応車でほとんどが「白い電車」になってしまったのはもう云うまでもありません。
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野川の上を颯爽と走行するN101系白い電車。西武多摩川線新小金井~多磨間で撮影。

池袋線・新宿線系統は昨年12月の3000系引退をもって実質4ドアに統一されました。現在西武鉄道で3ドアが活躍するのは多摩川線と多摩湖線のみに。2昔前の西武の4ドアといえば2000系だけで、ずいぶん肩身が狭くなったかと。上記2路線で4ドアでは輸送力が過剰なので、3ドアで十分なのが西武の考えだと思います。それはさておき、長い間都心と郊外を結びあれだけ通勤・通学輸送に徹した車両たちは廃車後こうして中小私鉄で第二の人生を送っている。こんな幸せなことはありません。管理人も機会があれば流鉄を訪問したいと考えています。

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