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将来を見据えて製造された9000系

1981(昭和56)年に東武鉄道初のステンレスカーとして製造された9000系。営団地下鉄(現東京メトロ)有楽町線乗り入れに備え製造されたのですが、特定の2編成に焦点を当ててみましょう。

まずは9101F。東武鉄道のステンレスカーはこの編成から始まりました。
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2013(平成25)年12月30日 東武東上線池袋駅にて撮影

9101Fが製造されたのは1981(昭和56)年12月。有楽町線に乗り入れる6年前に製造されたのです。しかし同編成に変化が起きたのは2007(平成19)年のこと。副都心線各駅にホームドアが設置されることになりました。ドア位置の異なる同編成は副都心線対応工事を受けることなく、Yスクエア(有楽町線乗り入れ限定)編成になってしまうのです。ところがYスクエア編成になったかと思いきや今度は有楽町線内にホームドアが設置されることになり、地下鉄乗り入れ編成から外され、現在は東上線内(池袋~小川町)限定でTJライナーを除く運用で活躍しています。

ただ、製造から30年が経過し、ATC対応になったものの修繕工事を一切していないため、今後の動向が気になる編成でもあります。修繕工事をすればまだまだ使える編成だと感じるのは管理人だけでしょうか?

続きましては9108F。量産車編成です。
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2014(平成26)年9月22日 東急東横線学芸大学駅にて

9000系0番台は1987(昭和62)年に量産車が登場し、1991(平成3)年の輸送力増強に伴い製造されたのが9108Fです。

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側面を見てください。1988(昭和63)年以降に製造された10030系同様、車体側面がコルゲートからビードに変わっています。1994(平成6)年に2編成のみ製造された9050系が導入されるまで9108Fは9000系唯一のビードタイプの編成だったのです。

今思うと9108Fの投入は9050系製造の基本になったのではないか。そう感じなくもないのです。それはさておき、9000系は9050系も含め全10編成しか製造されなかったのですが、将来の地下鉄乗り入れを考えたからこそ、特徴ある編成が出てきたともいえるのです。地下鉄乗り入れから外された編成を除き、自社線(池袋~小川町間)をはじめ、有楽町線、副都心線、東急東横線、みなとみらい線乗り入れと1都2県を今日も走り回っています。

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