たきわ交通局

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かつては8連固定だった車両が

小田急1000形や京王8000系が分割編成から固定編成に改造されていく昨今、長編成だった車両が短編成化された車両も存在します。

ここで他社の車両をいくつも挙げたらきりがないのですが、東武8000系を3連化した800系・850系がその例です。
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2015(平成27)年3月に群馬県の太田駅で撮影した850系。2000年初頭までは8連固定で東上線(森林公園車両管区)に所属していましたが、佐野線・伊勢崎線末端区間のワンマン運転化に備え、8連固定を3連2編成に短縮して誕生したのが800系・850系なのです。

850系の正面、8000系と比べると先頭車にパンタグラフを2個搭載していることもあり、表情がいかつい、というか…それに比べて800系のほうは中間車両にパンタグラフを搭載しており、見た目は8000系3連バージョン、と考えれば簡単です。車内は800系・850系ともリニューアルが行われており、内容は8000系バリアフリー対応編成と変わらないので、ここでは割愛します。

さて、東武がダイヤ改正を行ってから1か月が経過しました。ここで過去のダイヤも振り返ってみようかと思います。
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2006(平成18)年3月18日改正では浅草からの館林・伊勢崎方面の一般列車は特急りょうもう号を除き、すべて太田どまりとなっています。これにより太田~伊勢崎間は全てワンマン運転になり、浅草方面から伊勢崎へそのまま直通する列車はりょうもう号の1往復が走るのみとなりました。2013(平成25)年3月16日改正では館林~伊勢崎間の一部列車においてワンマン運転を開始し、同区間はワンマン列車と車掌乗務を行う列車の2種類が走行しています。

先月21日の改正では日光線の快速・区間快速が全廃になり、南栗橋を境に完全分断され、浅草方面から一般料金で栃木方面へ向かう場合は乗り換えが必要となりました。目的地に早く行きたければ「特急を使ってください」ということです。ダイヤ改正前日まで運行していた快速・区間快速は特別料金がかからない分遠近分離の意識が強かったのです。東武の快速は東上線でも運行しています。ただ本線の場合、東上線と違って急行・準急系が停車する西新井・草加・越谷といった途中駅からの利用者を考慮したものではありませんでした。特に北千住~春日部間は無停車だったこともあり、駅や車内アナウンスでも「(例)・北千住を出ますと春日部まで途中の駅は停まりません。お乗り違いのないようご注意ください」といった説明も欠かせませんでした。その紛らわしさも先般のダイヤ改正で解消されました。

伊勢崎線においても今後、浅草からの一般直通列車の上限区間が太田から館林に短縮され、館林~伊勢崎間は完全にワンマン化、にする可能性も将来的にあり得る話かもしれません。さらに、北関東エリアでダイヤ乱れが発生した際、その影響を埼玉・さらに都区内、乗り入れ先の日比谷線や半蔵門線、さらに渋谷から先の東急田園都市線方面まで引きずるわけにはいきません。いっそのこと途中駅で分断したほうがダイヤ乱れを最小限にできるという点でのメリットは大きいのです。乗り換えが必要になる面はやむをえませんが、会社としては利用者だけでなく、地域の事情に考慮した運行効率も考えなければなりません。

2枚目の画像は太田からの折り返し普通・久喜行きですが、数年後にはどうなっていることやら。これから先いつまでも見れるとは限らないものです。

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