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平成に出来たもうひとつの柴又駅

京成高砂から電車を乗り継ぐと柴又のつく地名が2つあります。ひとつは「柴又」。寅さんこと映画「男はつらいよ」の舞台地として有名です。もうひとつの「柴又」はどんなところか?

答えは「新柴又」駅。高砂から北総線に乗り換えて最初に停車する駅です。
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駅の南側(小岩方向)から撮影したものです。新柴又駅は1991(平成3)年3月31日、北総線2期区間(新鎌ヶ谷~高砂間)が開業した際に新設された駅で、北総鉄道で唯一東京都内にある駅です(高砂駅も東京都内であるが、駅管理全般は京成が行っているため北総の社員は配置されていない)。しかし、北総線の運賃が高いという理由で都心方向へ向かう住民はバスでJR小岩駅または金町駅、あるいは高砂駅から電車を使うというケースがあり、利用客は少なめです。毎年夏に江戸川の河川敷で開催される花火大会の際は混雑するそうですが…。

地上部分から駅構内へはエスカレーターまたはエレベーターで移動します。
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券売機回りです。日中は上下線それぞれ1時間に3本しか停車しないので、閑散としています。

改札口からコンコース内を覗いてみると…
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こちらも閑散としています。開業当時は未設置だったエレベーターも設置され、バリアフリーに対応しています。

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高架下のスペースを有効に活用するため、レンタルの収納ケースがあるそうです。北総鉄道そのものにおいて鉄道事業が厳しい環境下であるため、このような形で収入を確保していることが理解できます。

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駅の北側。ロータリーが整備されているほか、1F部分は商業施設が入っています。

新柴又駅が停車するのは北総鉄道が運行する急行と普通のみで京成電鉄が運行するスカイライナーとアクセス特急は停車しません。かつては急行も上下線運行だったのが、現在は下りのみとなりました。変化があったのは2001(平成13)年9月15日のダイヤ改正で京成押上線八広駅に退避設備が設置された時です。上り急行はすべて特急に格上げされました。急行は印旛日本医大(印西牧の原始発も含む)から新鎌ヶ谷までの各駅に停車したのち、矢切、新柴又、高砂、青砥、立石と5駅連続停車しており、千葉ニュータウンから都心へ通勤する住民は所要時間がかかっていたのです。
特急に格上げされたことにより、新鎌ヶ谷から高砂までは無停車(2009年2月14日改正から急行共々東松戸駅が停車駅に追加)、青砥、押上と停車し、千葉ニュータウン中央から日本橋までの所要時間は50分(急行を利用した場合)から45分と5分短縮されました。京成電鉄運行のアクセス特急(日中ダイヤの都営浅草線内は士快特)を使った場合、同区間を最速40分で結んでいます。また、一昨年2015(平成27)年12月改正からは下りでも特急運転を開始したものの、急行も3本残しています。以前の急行は京成線内快速でしたが、全て普通に格下げされました。

新柴又駅周辺は住宅街となっています。さらに高架を走る北総線は騒音対策を考慮しつつ徐行運行を行うのも特徴です。様々な理由が重なって開業した新柴又駅ではありますが、こんなエピソードがあるということで作成した次第です。

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