たきわ交通局

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青山一丁目駅を見てみる

昨年8月15日の夕方過ぎに東京メトロ銀座線の青山一丁目駅2番線ホーム(銀座・上野・浅草方面)において、盲導犬を連れていた男性がホームに転落して電車にはねられるという痛ましい事故が起きました。来月で発生から1年になりますが、この事故で亡くなられた男性の方にご冥福をお祈りするとともに、ホームの安全対策についてこの場で述べたいと思います。

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土休日ダイヤの青山一丁目駅2番線ホームの様子。事故のあったラッシュ時間帯はこの限りではありません。

そうこうしているうちに浅草行きが到着…
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連結面には転落防止幌が設置されていますが、それでも隙間はある

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駅を発車しようとしています。前方確認は気を緩めない。

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電車が発車するとごらんのとおり、静かになります。

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この事故が起きる4か月前には半蔵門線九段下駅4番線ホームにおいてベビーカーの引きずり事故があったので、ヒューマンエラーを防止するためにこのような注意喚起が欠かせません。

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奥から電車のライトが光っている様子がわかります。銀座線は日中でも3分間隔で電車が到着します。カップラーメンの待ち時間と同じですね。

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ドアが開いて車内に向かおうとする乗客たち。

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電車が発車しました。柱が多いため、ホームの幅が狭いのです。

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危ない!、と思ったらホーム上にある緊急停止ボタンを押してください。くれぐれも線路内に立ち入らないように。ちなみに銀座線・丸ノ内線は第三軌条であるため、ホームに転落して最悪の場合、感電することもあるのだそうです。

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ホームの下はこのような構造になっています。しかし、ホームドアを設置したくても補強工事を行わなければならないのです。

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レールの向かいに、またレール!!これが第三軌条です。日本国内を走る電車の大部分はパンタグラフの上に掛かってある架線から電気をもらいますが、銀座線・丸ノ内線の場合はパンタグラフがないため、第三軌条となっているわけです。

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1番線ホーム(渋谷方面)には私服警備員が安全確保のために配置されていますが、それでも気を緩めることはできません。

銀座線は平成に開業した路線と違い、歴史が古くホームドアを設置しようと思っても建造物の補強工事をしなければいけないため、簡単に設置することができないのです(ただし溜池山王駅のみ1997年9月開業)。ホームドアを設置するまでは私服警備員を配置したり、身体の不自由なお客様などを見守る風土等でカバーしていくのが事故を減少させる策であると考えています。
このブログをご覧になっている皆様ならびに鉄道関係者の方々に管理人からお願いがあります。ホームドアがついたから事故がなくなった、と考えるのではなくご自身が使う最寄り駅や勤務している駅の構造をよく見てほしいのです。○○駅のどんなところが危ないかまず自分の目で確かめることです。今回事故のあった青山一丁目駅は2番線ホームの幅は狭く柱が多いため、どうしても死角が出てしまいます。
あと、ご年配や障害を持つ方々と外出する際に電車を使うことがあるかもしれません。特に車いすの方と一緒に外出する際は前もって最寄り駅に電話して降りる駅を伝えておけば当日スムーズに対応してくれる場合がほとんどです。乗車する当日に最寄り駅の窓口でいきなり「今から電車に乗りたいんだけど、○○駅で降ります」と伝えても、降りる駅への電話連絡で時間を要することもあるからです。今回話したことが皆様のお役に立つかどうかはわかりませんが、参考にしていただければ管理人として幸いです。

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