たきわ交通局

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ICの価値はどこまで高まっていくか?

公共交通機関で使うことが当たり前のICカード。そんな中で失ったものの、新たな課題が出てきました。

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画像は小田急線のとある駅で撮影した新宿乗り換えJR線の運賃表。かつては山手線内全体まで購入できたのですが、2018年現在は山手線原宿~高田馬場間、中央・総武線信濃町~東中野間と大幅に縮小しました。ICカードの普及で年々購入できる範囲を縮小しているのが現実です。ただ、小田急と乗り入れている東京メトロ千代田線、箱根登山線は連絡乗車券の販売を継続しています。

私鉄では現在でもJR乗り換え切符を広範囲にわたって販売している事業者はありますが、JRは大幅に縮小しています。

ICカードの使える日はやってくることに!
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神奈川県の国府津と静岡県の沼津を結ぶJR御殿場線。小田急ロマンスカー「ふじさん」号はJR松田から御殿場まで御殿場線を乗り入れますが、2018年現在国府津~御殿場間はICカードは使えず、JR東日本エリアと小田急線内から御殿場線の各駅まで行きたいとなるとあらかじめ乗車券を購入しなければなりません。

JR東海ではICカード「TOICA」がありますが、来年春から御殿場線下曽我~足柄間でも使用できることが昨年7月に発表されました。御殿場線の沿線自治体も導入の声が上がり、利便性を高めていくという点でも評価できます。利用客が少ない、という理由はあっても、利用者離れを防ぐには利便性を高めていくことが必要不可欠ではないでしょうか。

先月1日からは大船と湘南江の島を結ぶ湘南モノレールでICカードが使えるようになりました。とはいってもICカードを使えるようにするにあたっては駅構内の機器全てを対応させなければいけない改修工事もあるので、コストがかかります。湘南モノレールは周辺鉄道会社の傘下ではなく、過去は三菱グループ、現在はみちのりホールディングス(以下みちのり)であり、みちのり傘下になったことで地域の公共交通機関の役割を引き継ぎ、施設のバリアフリーや利用者の増加を図る、といった方針に代わりました。それが今回ようやく実現したわけです。

ICカードの普及で得るもの、失うもの。公共交通機関の現実と将来の在り方を考える課題はまた次の機会にお話しします。

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